民法序論(民法序説)

民法とは(民法の意義)

試験種別 テキスト 備考(補足説明) 参照条文
司法書士 民法は、市民の生活関係を一般的に規律する法律である。 市民の生活関係とは、市民生活における市民相互の関係をいう。
司法書士 市民の生活関係は、財産関係と家族関係に分けられる。 財産関係とは、財産の取得、移転、消滅などに関する市民相互の関係をいう。
家族関係とは、婚姻、夫婦、親子、扶養、相続などに関する市民相互の関係をいう。
司法書士 民法のうち、財産関係について規定する部分を「財産法」と呼ぶ。
司法書士 民法のうち、家族関係について規定する部分を「家族法」または「身分法」と呼ぶ。

民法の特質

試験種別 テキスト 備考(補足説明) 参照条文
司法書士 法律は、公法と私法に分類される。 公法は、国家と国民の関係や、国家の組織などを定める法律である。
私法は、私人間の関係を規律する法律である。
司法書士 民法は、私法の一種である。
司法書士 法律は、一般法と特別法に分類される。 一般法は、一般的な事項を規定する法律である。
特別法は、特殊な事項を規定する法律である。
司法書士 民法は、一般法に該当する。

民法の基本原則(民法の指導原理)

試験種別 テキスト 備考(補足説明) 参照条文
司法書士 民法には、「権利能力平等の原則」「所有権絶対の原則」「私的自治の原則」「過失責任の原則」という基本原則がある。
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